鹿沼土があるとあなたの園芸レベルが上がります!
なぜなら鹿沼土はお水やりのタイミングを教えてくれ、なおかつ、土としてもかなり優秀で便利な土だからです。
お水をたっぷり保つ力(保水性)と、余分な水をサッと流す力(排水性)、そして虫がわきにくい「清潔さ」をすべて兼ね備えたすごい土なんです。
さらに、粒のサイズも様々あるので、育てる植物に合わせて様々な用途に対応できます。
水やりのタイミングが分からない方や、過去にお水をあげすぎて根腐れで植物を枯らしてしまった経験がある方にこそ、使っていただきたいアイテムです。
この記事を読めば、もう「今、お水をあげるべき?」と迷うことがなくなり、大切な植物を根腐れから確実に守ることができるようになります。
プロとして日々観葉植物の管理をしている私も、この鹿沼土はかなり使用しています。
難しい園芸の知識は一切いりません。
水やりの失敗をゼロにして、お気に入りの植物を安全に育てるための「鹿沼土のやさしい使い方」を、サクッと分かりやすくご紹介しますね。
- 乾きの早さ(排水性)
- 水持ちの長さ(保水性)
- クリーン度(清潔感)
- 重量感(安定感)
- 定番度(普及率)
鹿沼土(かぬまつち)ってそもそもどんな土?
元々は栃木県の鹿沼市(かぬまし)という場所で採れる軽石質の火山灰土で、指でつまむとホロッと崩れるくらい「やわらかくて軽い」のが特徴です。
このやわらかい粒は、お水と空気をたっぷり蓄える力(保水性と通気性)を持っているので、植物の根っこが元気に育つためのフカフカなベッドになってくれます。
失敗知らず!鹿沼土の3つのすごいメリット
1. 「水やりのタイミング」がひと目でわかる
観葉植物を枯らしてしまう一番の原因は、「土の中が乾いていないのにお水をあげてしまうこと(根腐れ)」です。
鹿沼土を鉢の表面(一番上の見えるところ)に薄く敷いておくと、土が乾いた時にパッと「白く」なります。
「白くなったら、たっぷりお水をあげるサイン」と決めておくだけで、誰でもカンタンにプロと同じベストなタイミングでお水やりができるようになります!
2. 枝を切って増やす「挿し木(さしき)」で大活躍する
観葉植物の枝を切って、土に挿して根っこを出させる「挿し木」。
実は、普通の栄養たっぷりな土を使うと、切り口からバイ菌が入って腐ってしまうことがよくあります。
しかし、鹿沼土にはバイ菌や植物の栄養(肥料成分)が一切含まれていません。いわば「無菌の清潔なベッド」なので、切り口が腐ることなく、安全に新しい根っこを出させることができます。
3. コバエや虫がわきにくく清潔
鹿沼土はきれいに乾燥・処理されて作られているため、虫の餌になるような成分が全くありません。
お部屋の中で観葉植物を育てている方にとって、「虫がわかない清潔な土」であることは、とっても安心できるポイントですよね。
ここだけは注意!鹿沼土の2つのデメリット
1. やわらかいので、数年経つと「泥」になる
鹿沼土は指で潰せるほどやわらかいため、毎日のようにお水をあげていると、数年で粒が崩れて泥のようになってしまいます。
泥になると鉢の中の「空気の通り道」がなくなってしまうため、2〜3年に1回は新しい土に「植え替え」をしてあげる必要があります。
2. 「酸っぱい土(酸性)」なので混ぜて使う
土には「酸性(すっぱい)」や「アルカリ性(にがい)」といった性質があります。鹿沼土は「強めの酸性」です。
そのため、鹿沼土100%だけで植えると、普通の観葉植物は酸っぱすぎてびっくりしてしまいます。
基本的にはいつもの「観葉植物の土」や「赤玉土」に、全体の2割〜3割ほど混ぜて使うのが、植物にとって一番心地よいバランスになります。
【粒のサイズ別】鹿沼土の正しい使い方
今回おすすめしている鹿沼土は、パッケージに「硬質(こうしつ)」と書かれています。
これは普通の鹿沼土よりもカチカチで崩れにくく、袋の中の「粉(微塵)」が圧倒的に少ないのが特徴です。
室内で使ってもお部屋が土ぼこりで汚れにくいため、観葉植物に一番おすすめのメーカーです!
私は基本的にここのメーカーの鹿沼土を使用させてもらってます。
粒の大きさ(微粒・小粒・中粒)によって得意なことが違うので、自分の用途に合わせて選んでみてくださいね。
微粒(約1mm〜3mm):植物を増やす「清潔なベッド」
砂のように細かい、1〜3ミリほどのサイズです。
枝を切って根っこを出させる「挿し木」や、多肉植物のような小さな鉢にピッタリです。
粉が少なく無菌なので、切り口が腐ることなく安全に植物を増やすことができます。
小粒(約3mm〜6mm):迷ったらコレ!基本の「水やりセンサー」
一番よく使われる、基本のサイズです。
いつもの土に全体の2〜3割ほど混ぜてフカフカにしたり、鉢の表面に薄く敷き詰めて「色が変わる水やりセンサー」として使うなら、間違いなくこの「小粒」を選びましょう。
中粒(約6mm〜15mm):大きめの鉢のブレンド用に
パチンコ玉くらい(1センチ前後)の、少しゴロっとしたサイズです。
8号以上の大きな観葉植物の土に混ぜて、しっかりとした「空気の通り道」を作りたい時に使います。(※硬質とはいえ石よりは柔らかいため、一番底に敷く「鉢底石」としては使わず、土に混ぜて使ってくださいね)

なるべく粉が少ない硬質を紹介してます。
100円ショップなどで売ってる、「土ふるい」を使うのもおすすめですよ。
鹿沼土と相性バツグン!一緒に混ぜたいおすすめの土
鹿沼土は「酸っぱくて、やわらかいスポンジ」なので、他の土と混ぜてお互いの弱点をカバーし合うのが大正解です。
一緒に買うなら、以下の土がおすすめです。
赤玉土(あかだまつち)
どんな植物にも合う、基本中の基本の土です。
鹿沼土の「強い酸性」を、赤玉土がマイルドに和らげてくれます。
「赤玉土7:鹿沼土3」の割合で混ぜるだけで、お水と空気のバランスがとれた、ふかふかで最高の土が完成します。


パーライト
「室内だから絶対に虫をわかせたくない!」「清潔で軽い土がいい!」という方にピッタリなのが、パーライトです。
真珠岩(しんじゅがん)などの石を高温で焼いて膨らませた園芸のド定番アイテムで、無菌でとても軽いのが特徴です。
栄養分を含まない鹿沼土とパーライトを一緒に混ぜることで、お部屋の中でも虫がわきにくく、ふかふかで清潔な土を作ることができます。
どこのホームセンターでも必ず手に入る安心のアイテムですよ。


他の土とブレンド例も紹介
・観葉植物用→赤玉土6:鹿沼土3:腐葉土1
・酸性を好む植物用→鹿沼土5:ピートモス3:パーライト2
・水はけ改善用→鹿沼土5:軽石3:くん炭2
鹿沼土のよくあるQ&A
初めて鹿沼土を使う方が、よく疑問に思うポイントをまとめました。
- 使う前に、水で洗ったほうがいいですか?
-
軽くふるいにかけて「粉」を落とすのがおすすめです!
袋の中には、土が擦れてできた細かい粉(微塵:みじん)が入っています。
この粉が鉢の底に溜まると水はけが悪くなることがあるため、使う前にざるなどに入れて、サッと粉を落としたり軽く水洗いをしてから使うと完璧です。 - 植木鉢の底に敷く「鉢底石」として使えますか?
-
鉢底石には向いていません。
鹿沼土はやわらかいため、一番底に敷くと重みとお水で潰れてしまい、泥になって水が抜けなくなってしまいます。
鉢の底には、硬くて崩れない石(日向土など)を使うようにしましょう。 - 古い鹿沼土は使い回し(再利用)できますか?
-
崩れやすいので、新しい土に交換するのがおすすめです。
長期間使うと粒が潰れて泥のようになり、大切な「空気の通り道」がなくなってしまいます。
2〜3年経って植え替えをする時は、古い鹿沼土は使い回さず、新しいフカフカの鹿沼土を使ってあげてくださいね。
まとめ:鹿沼土で水やりの失敗をゼロにしよう!
・鹿沼土は、お水のタイミングを色で教えてくれる「やさしいスポンジ」
・乾くと「白」になるので、初心者でもプロと同じタイミングで水やりができる
・無菌なので、枝を切って増やす「挿し木」の安全なベッドになる
・基本は「小粒」、挿し木で使うなら「細粒・微粒」を選ぶ
観葉植物を枯らしてしまう一番の原因は「水やり」です。
「いつお水をあげたらいいか分からない」と悩んでいる方は、ぜひ土の表面に鹿沼土を敷いて、便利な水やりセンサーとして活用してみてくださいね。
植物を育てるのが、今よりもっと楽しくてカンタンになりますよ!










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