ティランジア(エアプランツ)|育て方・種類・魅力を徹底解説

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ティランジアは、通称「エアプランツ」として知られる、土を必要としないユニークな植物です。

インテリア性が高く、手軽に育てられるため観葉植物の中でも人気があります。

本記事では、ティランジアの特徴、育て方、人気の種類について詳しく解説します。


  1. 土を必要としない「エアプランツ」
    ティランジアは土を使わずに育つため、飾り方に自由度があります。壁掛けや吊るすだけで簡単にインテリアに取り入れられます。

  2. 葉の形状と色彩が多様
    品種ごとに葉の形状や色合いが異なり、銀白色や緑、赤みがかったものまで多彩です。
  1. 花も楽しめる
    小さくも鮮やかな花を咲かせる種類が多く、育てる楽しみが広がります。


  1. 日当たりと置き場所
    • 明るい間接光が最適:直射日光は葉焼けの原因になるため、カーテン越しの光が理想です。
    • 風通しが大事:湿気がこもらない場所に置くと元気に育ちます。

  2. 水やり
    • 週に2~3回のミスティング:霧吹きで葉全体に水をかけて保湿します。
    • ソーキング(浸水):月に1~2回、植物全体を3〜4時間水に浸して吸水させると効果的です。

  3. 温度管理
    • 適温:15~25℃
    • 寒さに強い:0℃以下まで耐えれますが、あまり寒すぎるとダメージを受けるため、冬は暖かい場所に移動してください。

  4. 肥料
    • 肥料は与えません。

  5. 株分け
    •子株が出たら切り分けて株分けして増やす。適期は4月下旬〜9月下旬


  1. 葉が乾燥する原因
    • 水分不足や湿度不足が主な原因です。霧吹きを頻繁に行いましょう。

  2. 葉が黒くなる原因
    • 過湿や風通しの悪さが原因です。ソーキング後はしっかり乾かすことが大切です。

  3. 害虫対策
    • カイガラムシやハダニがつくことがあります。定期的に葉を観察し、異常があれば早めに対処しましょう。


  1. ティランジア・イオナンタ(Tillandsia ionantha)
    銀白色の葉が成長すると赤く色づき、美しい花を咲かせます。初心者にもおすすめの品種です。

  2. ティランジア・カピタータ(Tillandsia capitata)
    葉が赤やピンクに色づく大型品種で、存在感があります。
  1. ティランジア・ブルボーサ(Tillandsia bulbosa)
    個性的なカールした葉が特徴で、ユニークなインテリアとして人気があります。
  1. ティランジア・ストリクタ(Tillandsia stricta)
    花が大きく鮮やかで、観賞価値の高い品種です。

  1. 吊るしてディスプレイ
    ワイヤーやマクラメハンガーを使い、空間に立体感を与えます。

  2. ガラス容器でテラリウム風に
    小さなガラス容器に入れると、透明感のあるおしゃれなインテリアが完成します。
  1. 流木や石との組み合わせ
    自然素材と組み合わせることで、ナチュラルな雰囲気を演出できます。


• 根の役割:ティランジアの根は、土から栄養を吸収するためではなく、岩や樹木に固定するためのものです。


• 空気中の水分を吸収:葉の表面にある「トリコーム」という構造で、空気中の水分や栄養を吸収します。


• エアプランツの名前の由来:土を必要とせず空気中で育つ性質から、「エアプランツ」と呼ばれるようになりました。


ティランジアは土を使わず自由に飾れるエアプランツとして、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。

水やりのポイントを押さえ、湿度と風通しの良い環境を保てば元気に育ちます。

ぜひティランジアを取り入れて、個性的な空間づくりを楽しんでください!

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