スパティフィラム|育て方・種類・魅力を徹底解説

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スパティフィラムは、白い清楚な花と濃い緑の葉が魅力の観葉植物です。

和名では「ホワイトフラミンゴ」とも呼ばれ、熱帯地域を原産とする植物です。

空気清浄効果が高いことでも知られ、インテリアグリーンとしても人気があります。

本記事では、スパティフィラムの特徴、育て方、人気の種類を詳しくご紹介します。


  1. 清楚で優雅な白い花
    スパティフィラムの花は実際には仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、中央の花序を包むようにして咲きます。その白い姿は清潔感があり、優雅な印象を与えます。

  2. 空気清浄効果が高い
    NASAの「空気清浄植物」にも選ばれており、室内の空気を浄化する効果があります。特にホルムアルデヒドやベンゼンの除去に効果的です。
  1. 耐陰性が高く育てやすい
    日陰でも育つため、室内の観葉植物として初心者にも人気があります。


  1. 日当たりと置き場所
    • 明るい間接光を好む:直射日光に当たると葉焼けを起こしますが、明るい間接光の下では元気に育ちます。
    • 室内での置き場所:リビングや寝室の窓際、あるいは少し離れた明るい場所がおすすめです。

  2. 水やり
    • 春〜秋:土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。夏場は毎日でもよいです。葉水も与えます。
    • 冬:鉢土が乾いて数日してから水を与えます。乾かし気味でもOK。

  3. 温度管理
    • 適温:18~25℃
    • 寒さに弱い:5℃以下になるとダメージを受けるため、冬は暖かい室内に移動させてください。

  4. 肥料
    • 春から秋の成長期には、2か月に1回、固形の緩効性肥料を与えると花付きが良くなります。冬は与えません。

  5. 剪定・植え替え
    • 枯れた葉や古い花を早めに取り除くことで、植物が元気を保てます。
    • 植え替えの適期は5月中旬〜8月です。


  1. 葉が枯れる原因
    • 水切れ、日光不足、低温が主な原因です。特に水切れには注意し、適切な管理を行いましょう。

  2. 害虫対策
    • アブラムシやハダニ、カイガラムシ、ナメクジがつくことがあります。葉を定期的に拭き、害虫を予防してください。

  3. 開花しない場合
    • 光量不足や肥料不足が原因です。置き場所を調整し、肥料を適切に与えましょう。


  1. スパティフィラム・ウォールシー(Spathiphyllum wallisii)
    最も一般的な品種で、白い仏炎苞と濃い緑の葉が特徴です。

  2. スパティフィラム・センスエーション(Spathiphyllum ‘Sensation’)
    大型種で、大きな葉と仏炎苞がダイナミックな印象を与えます。
  1. スパティフィラム・ドミノ(Spathiphyllum ‘Domino’)
    葉に白い斑が入る品種で、独特な模様が魅力です。


  1. 清潔感のある空間作りに
    スパティフィラムの白い仏炎苞は、どんなインテリアにも馴染みやすく、清潔感をプラスします。

  2. 和室やモダン空間にもマッチ
    和室やシンプルなモダンデザインの空間でも、その優雅な姿が調和します。
  1. コンパクトな鉢でデスクにも
    コンパクトなサイズのスパティフィラムはデスクグリーンとしても最適です。空気清浄効果も期待できます。


• 初心者向けの観葉植物:耐陰性や耐湿性が高く、手間がかからないため初心者にもおすすめです。


• 空気清浄効果:寝室に置くことでリラックス効果が期待できます。


スパティフィラムは、清楚な白い花と濃い緑の葉で、お部屋を癒しの空間に変えてくれる観葉植物です。

空気清浄効果が高いだけでなく、耐陰性があり育てやすいため、初心者にもおすすめです。

ぜひスパティフィラムを取り入れて、その魅力を存分に楽しんでください!

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