クロトン|種類・育て方・魅力を解説

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クロトンは、赤・黄・オレンジなどの鮮やかな葉色が特徴で、「観葉植物の王様」とも呼ばれるエネルギッシュな植物です。

南国気分を味わえるインテリアプランツとして人気ですが、美しい色を保つには少しコツが必要です。

多彩な葉色と形のバリエーション クロトンの最大の特徴は、その派手な葉色です。黄色や赤の斑点、網目模様などが入り、同じ株でも葉によって表情が異なります。葉の形も「広葉系」「長葉系」「らせん系」など非常に種類が豊富です。

日光を浴びて色が鮮やかになる 日光を浴びれば浴びるほど、葉の色ツヤが良くなり鮮やかになります。逆に光線不足になると、美しい色が褪せてしまうことがあります。

「変葉木(ヘンヨウボク)」という和名 葉の形や色が様々に変化することから、和名では「変葉木(ヘンヨウボク)」と呼ばれています。

日当たりと置き場所

  • 日光が大好きです。 エバーフレッシュとは異なり、クロトンは直射日光にも比較的強い植物です。
  • 春〜秋の成長期は、屋外の日当たりの良い場所や、窓辺のガラス越しなど、できるだけ明るい場所で管理すると葉色が美しくなります。
  • ※真夏の強烈な西日は葉焼けの原因になることがあるため、様子を見て遮光してください。

水やり

  • 春・秋: 土の表面が乾いたら、鉢底から出るくらいたっぷりと水を与えます。
  • 夏: 水をよく吸い上げるため、土が乾ききる前に与えます。水切れを起こすと葉が垂れ下がりやすいので注意が必要です。
  • 冬: 成長が緩やかになるため、土の表面が乾いてから2〜3日後に水やりをするなど、乾燥気味に管理します。

温度管理

  • 適温: 20~30℃
  • 寒さに弱いです。 熱帯の植物なので寒さが苦手です。冬場は10℃以上を保てる暖かいリビングなどに移動させましょう。10℃を下回ると落葉しやすくなります。

肥料

  • 成長期(5月~9月頃)に、2ヶ月に1回程度の緩効性肥料(置き肥)や、2週間に1回程度の液体肥料を与えると葉の色つやが良くなります。

植え替え

  • 根の成長が早いため、1〜2年に1回は植え替えをおすすめします。適期は5月〜8月の暖かい時期です。

剪定

  • 枝が伸びすぎてバランスが悪くなったり、下の葉が落ちて茎が目立つようになったら「切り戻し」を行います。切った枝から白い樹液が出ますが、これに触れるとかぶれることがあるため、手袋をして作業しましょう。

葉の色が薄くなる・緑色ばかりになる

  • 日光不足が主な原因です。クロトンは光合成によって鮮やかな色素を作ります。暗い場所に置いている場合は、徐々に明るい場所へ移動させてください。

葉がパラパラと落ちる

  • 寒さ急激な環境変化、または極度の乾燥が原因であることが多いです。特に冬場、窓際の夜間の冷え込みには注意してください。

病害虫対策

  • ハダニが発生しやすいです。特に乾燥する室内では、葉の裏表にこまめに葉水(はみず)を行うことで予防できます。

お部屋のアクセントカラーに 緑一色になりがちな観葉植物コーナーにクロトンを一つ置くだけで、黄色や赤のビビッドな色が入り、空間がパッと明るくなります。

アジアン・トロピカルな演出に 南国リゾートのような雰囲気を作るのに最適です。ラタン(籐)素材の鉢カバーなどと合わせると、より一層雰囲気が高まります。

デスク周りの彩りに 小型の品種(マミークロトンなど)であれば、デスクや棚の上に置いて、仕事中のエネルギーチャージとしても活用できます。

1. ペトラ (Petra)

〜これぞクロトン!王道の広葉系〜

  • 系統: 広葉系
  • 特徴: クロトンの中で最もポピュラーな品種です。大きな葉に、鮮やかな赤や黄色の葉脈がくっきりと浮き上がります。葉の幅が広く存在感抜群で、「南国の植物」らしい力強さを楽しみたい方におすすめです。

2. アケボノ (Akebono)

〜日本生まれの優しい色合い〜

  • 系統: 広葉系
  • 特徴: その名の通り、日本で生まれた品種です。最初は白っぽい葉が、徐々にピンクや赤に染まっていく様子が「明け方の空」のように美しいことから名付けられました。ペトラよりも色が優しく、和室にも洋室にも馴染みます。

3. マミー (Mammy)

〜ねじれた葉がキュートな個性派〜

  • 系統: らせん系
  • 特徴: 葉がコルク抜きのようにクルクルとねじれているのが最大の特徴です。赤、黄、緑が複雑に混ざり合い、一株あるだけで非常に賑やかな雰囲気になります。比較的コンパクトに育つため、テーブルサイズの観葉植物としても人気です。

4. 流星 (Ryusei)

〜スタイリッシュな細葉系〜

  • 系統: 細葉系
  • 特徴: 細長い葉に、まるで星を散りばめたような黄色い斑点が入ることから「流星(リュウセイ)」と呼ばれています。全体的にスリムでシャープな印象を与えるため、モダンなインテリアや、狭いスペースに置くのに最適です。

白い樹液に注意: トウダイグサ科の植物特有の白い樹液には毒性があります。肌につくとかぶれることがあるので、剪定時は注意し、小さなお子様やペットが口にしないよう配慮が必要です。

沖縄では定番: 沖縄県では庭木や街路樹としてよく見かけられますが、本州以北では冬の寒さ対策が必要なため、主に鉢植えで楽しまれています。

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