| 水やり | 春~秋: 土の表面が乾いたら、たっぷり 夏: 水切れに注意し毎日チェック 冬: 土の表面が乾いてから2〜3日後に与える |
| 日当たり | 明るい日陰~日なた |
| 温度 | 適温: 15~25℃ 10℃以上を保つ |
| 肥料 | 5月~9月に、緩効性肥料を2ヶ月に1回、または液肥を2週間に1回 |
| 植え替え | 適期: 5月~8月 |
| 学名 | Coffea arabica |
| 科名 | アカネ科 (Rubiaceae) |
| 属名 | コーヒーノキ属 (Coffea) |
| 原産地 | 熱帯アフリカ(エチオピアなど) |
| 特徴 | ツヤのある濃緑の葉、白い花、赤い実 |
| 花言葉 | 「一緒に休みましょう」 |
コーヒーの木とは?基本情報
コーヒーの木(コーヒーノキ)は、光沢のある濃い緑色の葉が美しい常緑低木です。私たちが普段飲んでいるコーヒーの原料となる植物ですが、その美しい葉姿から観葉植物としても非常に人気があります。
上手に育てると、ジャスミンのような甘い香りの白い花を咲かせ、その後につく実は赤く熟して「コーヒーチェリー」と呼ばれます。
本記事では、コーヒーの木の特徴や、花や実を楽しむための育て方、インテリアとしての魅力を詳しく解説します。
コーヒーの木の特徴
ツヤツヤとした美しい葉 コーヒーの木の最大の特徴は、波打つような縁取りと、深い緑色の光沢がある葉です。新芽は淡い緑色をしており、成長するにつれて濃い緑へと変化していくグラデーションも楽しめます。どんなインテリアにも馴染みやすい、清潔感のあるグリーンです。
ジャスミンのような香りの白い花 苗木から育てて3〜5年ほど経ち、ある程度の大きさ(1m前後)になると、初夏に白い花を咲かせることがあります。この花は開花期間が短いですが、ジャスミンに似た甘く素晴らしい香りを放ちます。自宅でこの香りを体験できるのは、育てている人だけの特権です。
赤く熟す「コーヒーチェリー」 花が終わると緑色の実ができ、時間をかけて赤く熟していきます。サクランボのように見えることから「コーヒーチェリー」と呼ばれ、この種子を取り出して焙煎したものがコーヒー豆になります。観葉植物として楽しみながら、収穫の喜びも味わえる稀有な植物です。
コーヒーの木の育て方
日当たりと置き場所 明るい日陰(レースカーテン越し)から日なたが最適です。 日光を好みますが、真夏の強い直射日光に急に当てると「葉焼け」を起こして茶色くなってしまいます。 逆に暗すぎる場所に長期間置くと、枝がひょろひょろと伸び(徒長)、葉のツヤがなくなってしまいます。室内で育てる場合は、窓辺の明るい場所がベストです。
水やり
春~秋: 水を好む植物です。土の表面が白っぽく乾いたら、鉢底から水が出るくらいたっぷりと与えます。成長期に水切れさせると、葉が下を向いてしおれてしまうので注意してください。
夏: 気温が高く乾きやすいので、土の状態をこまめに見ましょう。
冬: 成長が緩やかになるため、水を吸う力が弱まります。土の表面が乾いてから2~3日後に与えるなど、「乾かし気味」に管理して耐寒性を高めます。
温度管理 適温: 15~25℃ 寒さに弱いです。 熱帯生まれの植物なので、日本の冬の寒さは苦手です。冬は室内の暖かい場所(最低でも10℃以上)で管理してください。窓辺は夜間に冷え込むため、夜は部屋の中央寄りに移動させるのが無難です。
肥料 成長期(5月~9月)に、緩効性肥料(置き肥)を2ヶ月に1回、または液体肥料を2週間に1回程度与えると、葉の色つやが良くなり、成長も早くなります。冬場は肥料を与えません。
植え替え コーヒーの木は根の成長が旺盛です。鉢底から根が出ていたり、水やりをしても染み込みにくくなった場合は、根詰まりのサインです。 1~2年に1回、5月~8月頃に一回り大きな鉢へ植え替えましょう。
剪定 放っておくとどんどん上に伸びていくため、好みの高さで主幹の先端を切る「摘芯(てきしん)」を行うと、脇芽が出て横にボリュームが出ます。適期は春から夏です。
コーヒーの木の管理ポイント
葉先が枯れる・茶色くなる 水切れや空気の乾燥が主な原因です。また、冬場に根腐れを起こしている場合も葉先から枯れ込むことがあります。エアコンの風が直接当たる場所は、極度の乾燥を招くため避けてください。
下葉が落ちる 日照不足や寒さが原因であることが多いです。暗い場所に置いている場合は、徐々に明るい場所へ移動させてください。また、冬に窓際で冷気に当たると葉を落とすことがあります。
病害虫対策 カイガラムシやアブラムシが発生することがあります。特に風通しが悪いと発生しやすいです。見つけたら歯ブラシなどでこすり落とすか、薬剤で駆除します。 また、乾燥するとハダニがつくことがあるため、予防として日常的に葉水(はみず)を行いましょう。
コーヒーの木のインテリア活用術
カフェ風インテリアの主役に その名の通り「コーヒー」の木ですから、キッチンやダイニング、コーヒーブレイクを楽しむスペースとの相性は抜群です。麻袋(ジュート)を鉢カバーにしたり、ヴィンテージ風の木の箱に入れたりすると、一気にカフェのような雰囲気になります。
マグカップに植えてテーブルグリーンに 小さな苗木(実生苗)は、100円ショップなどでも手に入ります。これを底穴の空いたマグカップや、小さなブリキ缶などに植え替えると、デスクやテーブルの上で楽しめる可愛いインテリアになります。
コーヒーの木の種類
コフィア・アラビカ(アラビカ種) (Coffea arabica) 観葉植物として、また飲用コーヒーの原料として最も一般的に流通している種類です。エチオピア原産で、葉に光沢があり、樹形が美しく整いやすいのが特徴です。
コフィア・アラビカ ‘ナナ’(ドワーフ・コーヒー) (Coffea arabica ‘Nana’) アラビカ種の矮性(わいせい・コンパクト)品種です。通常のアラビカ種よりも節が詰まっていて背が高くなりにくいため、鉢植えでコンパクトに楽しみたい場合に適しています。
コーヒーの木の豆知識
花言葉「一緒に休みましょう」の由来 コーヒーの木の花言葉は「一緒に休みましょう」です。
これは、コーヒーを飲んでリラックスする、くつろぎの時間(コーヒーブレイク)のイメージから付けられたと言われています。
リビングや寝室など、リラックスしたい場所に置くのにぴったりの植物ですね。
また、贈り物としても素敵な意味を持っています。
まとめ|コーヒーの木で癒やしのカフェ空間を
コーヒーの木は、ツヤのある美しい葉で部屋を明るくし、上手に育てれば「花」や「実」まで楽しめる、成長の喜びがいっぱいの観葉植物です。
寒さと水切れにさえ気をつければ比較的丈夫で、初心者の方にもおすすめです。
ぜひお部屋にお迎えして、自宅にいながらカフェのような癒やしの空間を作ってみてください。


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