ポインセチア|育て方・種類・魅力を徹底解説

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ポインセチアは、真っ赤な苞(ほう)がクリスマスの象徴として知られる観葉植物です。

温かみのある鮮やかな色合いが特徴で、冬のインテリアにぴったり。

本記事では、ポインセチアの特徴や育て方、人気の種類をご紹介します。


  1. 鮮やかな苞が目を引く
    ポインセチアの「花」のように見える部分は苞(ほう)と呼ばれる葉で、赤、ピンク、白など多彩な色があります。冬の時期に鮮やかに彩りを添えることで人気です。

  2. 冬を代表するシンボル
    ポインセチアはクリスマスの時期に特に注目される植物で、ホリデーシーズンを象徴するアイテムとして親しまれています。
  1. 育てやすく初心者にもおすすめ
    寒さに気を付ければ、管理が簡単で初心者でも手軽に楽しめる植物です。


  1. 日当たりと置き場所
    • 明るい場所が好ましい:日当たりを好むので、15℃以上になったら屋外で十分日差しに当てて管理する。室内に置く場合も日当たりのよい窓辺がよい。光線不足だと枝が徒長します。
    • 暖かい環境を確保:室内の温暖な場所で育てましょう。冷たい風を避けることが大切です。窓辺や玄関など冷える場所は、ダンボールなどでおおってもよい。温度が低いと苞が大きくなりません。

  2. 水やり
    • 春〜秋:土が乾いたら適量を与えます。過剰な水やりは根腐れの原因となるため、土が乾いてから与えるようにします。
    • 冬:乾燥気味に管理します。

  3. 温度管理
    • 適温:15~20℃
    • 寒さに弱い:10℃以下になると枯れてしまう可能性があるため、冬場は特に注意してください。

  4. 肥料
    • 成長期に液体肥料を与える:春から秋にかけては2週間に1回程度、薄めた液体肥料を与えると健康に育ちます。

  5. 切り戻しと植え替え
    • 切り戻しで形を整える:春に枝を切り戻しし、形を整えましょう。切り戻し後は新しい芽が成長します。
    • 植え替え:2年に1回程度、根詰まりを防ぐために植え替えを行いましょう。切り戻しと植え替えの適期は3月〜5月です。


  1. 苞の色が褪せる原因
    • 日光不足や水やり過多が原因となる場合があります。明るい場所で適切な水やりを心がけましょう。

  2. 病害虫対策
    • カイガラムシやアブラムシ、オンシツコナジラミが発生することがあります。オンシツコナジラミは室内で管理してると出やすいので、風通しをよくして予防します。

  3. 来年も楽しむ方法
    • 苞が落ちた後も適切に管理することで、翌年再び美しい苞を楽しむことができます。3月〜5月に切り戻し、8月ごろにもう1度行う。


  1. クラシックレッド
    クリスマスの定番品種で、真っ赤な苞が魅力です。

  2. プリンセチア
    ピンクや薄い色合いの苞を持ち、女性らしい柔らかな印象を与える品種です。
  1. ホワイトポインセチア
    白い苞が特徴で、清楚でモダンな雰囲気を楽しめます。
  1. バイカラーポインセチア
    赤と白が混ざった苞が特徴的で、ユニークな印象を与えます。


  1. ホリデーシーズンのデコレーションに
    ポインセチアはクリスマスの飾りとして最適。リボンやオーナメントと組み合わせることで、華やかな雰囲気を演出します。

  2. シンプルな鉢でモダンに
    白や黒の鉢に植えると、ポインセチアの色が引き立ち、シンプルでスタイリッシュな印象を与えます。

  3. 寄せ植えで個性をプラス
    緑の観葉植物と組み合わせることで、ポインセチアの鮮やかな苞が際立ちます。


• 名前の由来:ポインセチアの名前は、アメリカの外交官で植物学者でもあったジョエル・ロバーツ・ポインセットにちなんでいます。


• メキシコの伝説:ポインセチアはメキシコでは「聖夜の花」と呼ばれ、クリスマスの時期に贈り物として用いられます。


ポインセチアは、冬のインテリアやクリスマスの装飾に欠かせない観葉植物です。

育て方も簡単で、鮮やかな苞が長期間楽しめます。

ぜひポインセチアをお部屋に取り入れて、冬の雰囲気を一層華やかに演出してみてください!

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