あなたが「魔法の白土」と呼ばれる珪酸塩白土を使えば、鉢の中の水が、植物が喜ぶ「綺麗なミネラルウォーター」に変わります!
なぜなら珪酸塩白土は、嫌な「根腐れ」を強力に防いでくれ、なおかつ、植物を元気にするサプリメントとしてもかなり優秀で便利なアイテムだからです。
水や土の汚れを吸い取ってキレイにする力(浄化作用)と、植物に栄養を届ける力(ミネラル補給)、そして古くなった土のバランスを整える「リセット効果」をすべて兼ね備えたすごい土(石)なんです。
さらに、粉末やゴロっとしたブロックなどサイズも様々あるので、鉢植えから水差し(ハイドロカルチャー)まで育てる環境に合わせて様々な用途に対応できます。
水に挿している植物のお水が傷んでしまった方や、過去に根腐れで植物を枯らしてしまった経験がある方にこそ、使っていただきたいアイテムです。
この記事を読めば、もう「お水が濁ったり臭くなったりしたらどうしよう…」と悩むことがなくなり、大切な植物を根腐れから確実に守ることができるようになります。
プロとして日々観葉植物の管理をしている私も、この珪酸塩白土は植え替えや水耕栽培で使用しています。
難しい園芸の知識は一切いりません。根腐れの失敗をゼロにして、お気に入りの植物を清潔に、安全に育てるための「珪酸塩白土のやさしい使い方」を、サクッと分かりやすくご紹介しますね。
ゼオライトとの違いは?
配合の例はありますか?
- 乾きの早さ(排水性)
- 水持ちの長さ(保水性)
- クリーン度(清潔感)
- 重量感(安定感)
- 定番度(普及率)
珪酸塩白土(けいさんえんはくど)ってそもそも何?
珪酸塩白土とは、ひとことで言うと「土や水の悪いものを吸い取ってくれる、魔法のフィルター 兼 サプリメント」です。
実はこれ、世界中でも日本の秋田県でしか採れない、とても特別で貴重な粘土(石)です。
そのあまりの優秀さから、園芸の世界では「魔法の白土」や「土の王様」とも呼ばれているほどすごい土なんです!
この白い石には、目に見えない無数の小さな「穴」が空いています。
この穴が、お水や土の中にある「悪い菌」や「ニオイのもと」をピタッと吸着してキレイにしてくれる(フィルター効果)と同時に、植物を元気にする「天然のミネラル(ケイ酸やカルシウムなど)」をたっぷり溶かし出してくれる(サプリメント効果)という、まさに魔法のような働きをしてくれます。
失敗知らず!珪酸塩白土の3つのすごいメリット
1. お水が汚れていくのをくい止める(根腐れ防止)
ガラスの器でお水だけで育てる「水差し」や、土を使わない「ハイドロカルチャー」で一番多い失敗が、お水が腐ってドロドロになり、根腐れしてしまうことです。
器の底に珪酸塩白土を少し入れておくだけで、水が腐る原因になる悪い菌や不純物をグングン吸い取り、お水が汚れていくのを強力にくい止めてくれます。
ずっと綺麗なミネラルウォーターの状態を保てるので、根腐れの心配がなくなります。
2. 植物が元気になる(ミネラル補給)
私たち人間が疲れた時にビタミン剤(サプリメント)を飲むように、植物にもミネラルという栄養が必要です。
珪酸塩白土からは、植物の根っこを太く丈夫にする16種類以上ものミネラルが少しずつ溶け出します。
普通の土だけでは足りなくなりがちな栄養を補給してくれるので、葉っぱの色がツヤツヤになり、植物が驚くほど元気に育ちます。
3. 土のバランスを整える(リセット効果)
植物を長く育てていると、鉢の中の土は少しずつ「酸っぱい状態(酸性)」になり、植物にとって居心地が悪くなってしまいます。
いつもの土に珪酸塩白土を少し混ぜておくだけで、この酸っぱくなった土のバランスを中和して、植物が一番好む「健康な土の状態」にリセットしてくれる効果があります。
ここだけは注意!珪酸塩白土の3つのデメリット
1. メインの土としては使えない(入れすぎ注意)
珪酸塩白土はあくまで「サプリメント(お薬)」です。
「身体にいいから!」とたくさん入れすぎると、粘土のようにベチャッとしてしまい、土の中の「空気の通り道」を塞いでしまいます。
いつもの土に混ぜる時は、全体の「1割」くらいをパラパラと混ぜるだけで充分な効果を発揮します。
2. 用途によって「形」を間違えると失敗する
珪酸塩白土には、サラサラの「粉末タイプ」と、ゴロっとした「ブロック(石)タイプ」があります。
例えば、お水で育てる水差しに「粉末タイプ」を入れてしまうと、お水が白く濁って泥水のようになってしまいます。
「水にはブロック、土には粉末」と、使い道に合わせて正しい形を選ぶことが一番大切です。
3. 他の普通の土と比べてお値段が高い
世界中で秋田県でしか採れない貴重な土ということもあり、赤玉土や鹿沼土といった「普通の土」と比べると、どうしてもお値段が高くなってしまいます。
ただ、先ほどもお伝えしたように一度に大量に使うものではありません。
いつもの土に少し混ぜたり、器の底に少し敷くだけで効果が出るため、「1袋買えばかなり長く使える」ので、実はそこまでコスパが悪いアイテムではありません。

デメリットもあるけど、それ以上にメリットが大きい魔法の土です。
次は選び方と、1961年設立の老舗会社の珪酸塩白土を紹介します。
失敗しない!珪酸塩白土の種類の選び方
珪酸塩白土の「ド定番」といえば、ソフトシリカ株式会社から発売されている「ミリオン」シリーズです。
どこの園芸店でも必ず置いてある、圧倒的な信頼と実績がある商品です。
種類はいくつかありますが、室内で観葉植物を育てるなら、以下の2つのどちらかを選べば絶対に失敗しません!
自分の育て方に合わせて選んでみてくださいね。
ミリオンA
(ゴロっとした石のタイプ)
水差しやハイドロカルチャー(土を使わない育て方)なら絶対コレ!
おはじきくらいの大きさの、ゴロっとしたブロック状になっています。
ガラスの器やお水の底に沈めておくだけで、お水が濁ったり腐ったりするのを強力に防いでくれます。
粉が舞わないので、お水が白く濁ることもありません。
ミリオン
(粉末・細かく砕いたタイプ)
いつもの「土」に混ぜて使うならコレ!
サラサラとした粉末状(または細かく砕かれた状態)になっています。
今使っている観葉植物の土にサッと混ぜ込んだり、植え替えの時に植物の根っこに直接まぶすことで、土の中の環境を最高に整えてくれます。
プロが教える!効果的な珪酸塩白土の使い方
「ミリオンA」と「ミリオン」、それぞれの形を活かした、一番効果的でカンタンな使い方を3つご紹介します。
1. 【ミリオンA】水差しの「底」に転がしておく
ガラスの器でお水だけで育てる時や、穴の空いていない鉢で育てる時の一番ベーシックな使い方です。
器の底が見えなくなるくらい(底に1列並ぶくらい)にミリオンAを敷き詰め、その上からお水やハイドロボールを入れます。
これだけで「魔法の浄化フィルター」が完成し、お水がドロドロに腐るのを防いでくれます。
2. 【ミリオン】いつもの土に「1割」だけ混ぜる
市販の「観葉植物の土」などの普通の土に、全体の5%〜10%(1割)くらいの量のミリオンをパラパラと混ぜ込みます。
これだけで、普通の土が「ミネラルたっぷりの高級な土」に早変わり!土の酸性化を防ぎ、根っこが呼吸しやすい最高のフカフカ環境を作ってくれます。
3. 【ミリオン】植え替えの時に「根っこ」にまぶす
植物を新しい鉢に植え替える時、白くて元気な根っこに直接ミリオンの粉をまぶして(お化粧して)から植え付けます。
こうすることで、植え替えのダメージから植物を素早く回復させ、新しい土の中でグングン根っこを伸ばす手助けをしてくれます。
珪酸塩白土のよくあるQ&A
初めて珪酸塩白土を使う方が、よく疑問に思うポイントをまとめました。
Q. これを使えば、肥料(栄養剤)はあげなくてもいいですか?
A. 肥料の代わりにはならないので、別であげてください!
珪酸塩白土から溶け出すミネラルは、人間でいう「ビタミン剤(サプリメント)」のようなものです。
お米やお肉のようなメインのご飯(肥料)ではないので、植物が成長する春〜秋には、いつも通り液体肥料などをあげてくださいね。
Q. 「活力剤」の代わりになりますか?一緒に使ってもいいですか?
A. 役割が違うので、一緒に使うのがとてもオススメです!
活力剤は、植物が元気がない時に素早くパワーを届ける「エナジードリンク」のようなものです。
一方、珪酸塩白土は「根っこの環境(お腹の調子)を整えるミネラル」です。
珪酸塩白土で根っこを健康で清潔な状態にしておくことで、活力剤や肥料の成分をさらにグングン吸い込めるようになるので、併用すると植物が驚くほど元気になりますよ。
Q. 魔法の効果はいつまで続きますか?
A. およそ「1年」が目安です!
ずっと悪いものを吸い取り続けてくれるフィルターも、1年ほど経つとキャパオーバーになってしまいます。
鉢植えなら1〜2年に1回の植え替えのタイミングで新しい土(ミリオン)に変え、水差しのミリオンAは、表面に緑色のコケなどが目立ってきたら新しいものに交換してあげましょう。
Q. ミリオンAは洗えば何度も使い回し(再利用)できますか?
A. できれば新しいものに交換するのがオススメです。
洗って天日干しにすれば少し効果は復活しますが、ミネラルはすでに溶け出してしまっているため、本来の「サプリメント効果」は期待できなくなります。
大切な植物を守るためにも、定期的に新しいものに交換してあげるのが一番安全です。
まとめ:魔法の白土で、根腐れの不安から卒業しよう!
・珪酸塩白土は、水や土をキレイにする「魔法のフィルター 兼 サプリメント」
・お水が汚れて腐るのを強力にくい止め、根腐れを防いでくれる
・「水にはゴロっとしたミリオンA」「土には粉末のミリオン」を選びましょう!
・入れすぎに注意して、全体の1割程度を使うのが一番効果的
観葉植物を育てていて一番悲しいのは、根腐れで植物がドロドロになって枯れてしまうことですよね。
特に、お水だけで育てる水差しやハイドロカルチャーに挑戦するなら、珪酸塩白土は絶対に持っておきたい「お守り」のようなアイテムです。
「お水が濁ったらどうしよう…」という不安から卒業して、清潔で元気な観葉植物のある暮らしを思いっきり楽しんでくださいね!
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